岡山県・津山市と鏡野町の境界には、旧出雲街道を見下ろすように山城跡が多く残っています。
500~600mの山々が複雑に連なっており、その1座に妙見山はあります。全国にある妙見信仰の山なのかは不明ですが、山頂には神社があり霊場として修験の山だったという事です。今は崩壊した社が残るだけです。
↓妙見山山頂にある檜山神社
妙見山は登山者の少ない山なので、ルートファインディングには面白い山です。
アプローチは東の高山地区から参道を辿るのが一般的のようですが、今回は宮部地区から地形図を片手に山頂を目指しました。もちろん登山道は使いません。
とんぼの里公園から仲仙道城山城跡へ上がって、スタート。
↓地形図を広げて、最適ルートを協議中
深い谷筋が入り組んでいて、複雑な地形を持つ山塊でした。
特に山頂稜線は複雑で、広いピークからの尾根の選定が難しかったです。
↓檜山神社の狛犬とお稲荷さん
↓頂上稜線から北側の景色
↓矢倉山との峠にある石碑
矢倉山の峠までで時間切れ。登山道を辿って平草地区を経由して下山しました。
時間が掛かりましたが、良い登山・良い線が引けました。