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シーズン到来、雪慣らし足慣らし。

今シーズンの雪山は伯耆大山でスタート。連日の寒波で中国山地全体がフカフカの新雪状態です。

昨シーズンを思えば、桃源郷のような世界でした。やっぱり、雪がない事には雪山は始まらないですね。

↓米子道も交通量少なめ

冬型の気圧配置で、断続的に降り続く雪。麓から山全体が真っ白でした。シーズンインは守備練習から始めるのが常です。足慣らしは、ツボ足・スノーシュー・ワカン・アイゼンそれぞれで雪の感触を確かめます。

稜線を歩けるようなコンディションではないので、宝珠尾根の東谷に入りました。まずは、ベースキャンプとなるツェルトの設営。事前に想定して準備ができていないと素早く行動に移せません。そのペグで刺さるの?っと

↓-5℃の風雪の中でも落ち着いてエネルギー補給

厳しいコンディションの中では、小さなミスが大きなインシデントに繋がります。

環境が変わっても、同じように使える技術でないと意味がありません。もちろん準備は用意周到でなければダメ。

例えば、靴紐の処理もその一つ。雪山登山中で解けるなんて絶対あってはならない事。パッキングやザックにギアを外付けするのもそうです。一つ一つの所作を確実に丁寧にやる事、そして素早くできるようになる事です。

雑になるのは何故なんでしょうかね?登山はミスをしてはいけないスポーツです。ミスはマイナスです。改善してもゼロに戻るだけ。0点満点のスポーツです。他のスポーツと違って、ミスが引き起こすリスクが大き過ぎます。

↓宝珠山からの尾根

何はともあれ、シーズン初めの雪慣らしとしては素晴らしい環境でした。色々と気付いたこともあったと思うので、改善してゼロに戻しましょう。そして、良かった事を反省して、+アルファを積み上げていきましょう。

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