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修めの3月@和気アルプス

yoshidaguide

3月は各クラスのクロージング月間。まずは、岡山の和気アルプスから。お天道様は春の陽気でしたが、風はまだまだ冬の冷たさが残っていました。

備前は流紋岩で形成された山が多く、ギザギザした岩が特徴的です。一枚岩のチンネスラブは、高度感もあって楽しいコースです。フリクションが良く歩きやすいのですが、ザレた箇所は緊張します。

↓チンネスラブ

山頂の神ノ上山370mには行かずに、山頂台地でセルフレスキュー。危急時に遭遇した時に、自分達で出来ること、出来ないことを知る事が大切です。そのために必要な装備や考え方を確認しました。

何か特別なことをやるのではなく、基本的なことの繰り返しです。地味ですが、基本ができないと応用はできません。手品のようにトリッキーな技術は見栄えもしますが、応用を覚えても応用はできません。

岩場は、上るより下る方が難しくなります。上る練習より下る練習したほうが、ケガや事故の予防になるんですけど、余りやらないですね。岩は上るだけと思っているのは、クライマーだけ。登山者は下る方が大切です。

時間を掛かて慎重にスラブを下りました。遅くなりましたが、無事に終了できて何よりでした。お疲れ様でした。

 
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